慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
内視鏡や薬物の進化により今の鼻の手術はかなり安全で侵襲の少ないものとなっています。当院では鼻の日帰り手術を行っており、時代のニーズにお応えしています。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは
副鼻腔とは鼻の周りにある左右一対になっている空洞です。この副鼻腔の粘膜が風邪やウイルス、細菌、アレルギーなどがきっかけで炎症を起こすと鼻の粘膜の腫れや鼻水、膿が出て副鼻腔に溜まってしまいます。長期にわたってこのような状態が続くことを慢性副鼻腔炎といいます。
鼻水、鼻づまり、匂いがしない(嗅覚障害)、頭痛、顔や歯の痛みなどが症状として起こります。
鼻水、鼻づまり、匂いがしない(嗅覚障害)、頭痛、顔や歯の痛みなどが症状として起こります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療方法
まずはマクロライド療法と言われる、抗菌薬とムコダインによる内服治療を行います。3ヶ月ほど内服していただき、再度CTを撮って症状や副鼻腔の陰影が変わっていない場合には手術となることがあります。ただし、鼻のポリープを伴う副鼻腔炎の場合には内服治療で効果がないことが多いので早い段階で手術となることもあります。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)についてよくある質問
手術しないといけませんか?
まれに、放置しておくと副鼻腔の周りの目や脳みそに炎症が波及し失明、視力障害、脳炎などを引き起こす可能性があります。
鼻のポリープがあると言われたのですが、これも副鼻腔炎ですか?
近年、好酸球性副鼻腔炎と言われる鼻茸を伴う副鼻腔炎が増加しています。喘息を合併したり鼻づまり、嗅覚障害が生じやすく手術が第一選択ですが再発しやすいといったものです。診断基準がありますので医師に相談してください。
なぜ蓄膿症だと口臭がキツくなりますか?
蓄膿症になると、侵入してきた細菌を殺菌して洗い流すために鼻水が大量につくられます。
その結果、鼻の周囲に不快な臭いがしたり、鼻水がのどに流れ込む「後鼻漏(こうびろう)」という症状によって口臭が生じることがあります。
その結果、鼻の周囲に不快な臭いがしたり、鼻水がのどに流れ込む「後鼻漏(こうびろう)」という症状によって口臭が生じることがあります。
蓄膿症の時にやってはいけないことはありますか?
喫煙や飲酒は避けることが望ましいです。
喫煙は副鼻腔の炎症を悪化させる可能性があり、飲酒は血管を拡張させて鼻粘膜の腫れを増大させ、鼻づまりの症状を悪化させる恐れがあります。
喫煙は副鼻腔の炎症を悪化させる可能性があり、飲酒は血管を拡張させて鼻粘膜の腫れを増大させ、鼻づまりの症状を悪化させる恐れがあります。
院長よりメッセージ
一昔前は、蓄膿症と呼ばれていた副鼻腔炎。今はアレルギーの反応に伴う好酸球性副鼻腔炎が増加しています。どちらの副鼻腔炎も内服治療で改善しないものは手術の適応となり、漫然と薬を飲んでいても治らないこともあります。一度CT検査で診断が必要です。原因も虫歯や抜歯、真菌(カビ)、腫瘍など多岐にわたるので適切な検査と診断が必要となります。
武田耳鼻咽頭科 院長
武田桃子
武田桃子

アクセス
- クリニック名
- 医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科
- 住所・所在地
- 〒354-0018 埼玉県富士見市西みずほ台1-19-5
- 電話番号
- 049-254-8733
- アクセス
- 東武東上線みずほ台駅西口、駅から徒歩1分。交番隣り。
- 駐車場
- 敷地内駐車場5台。
周辺に無料で使える提携駐車場もあり。 - 営業時間
-
午前診療:9:00 ~ 12:00
午後診療:15:30 ~ 18:30
休診日:木曜日、土日は午前診療のみ
※土曜日の午前診療は9:00 ~ 13:00です。
※日曜日の午前診療は8:30 ~ 9:30です。
武田耳鼻咽頭科では
みなさまに寄り添った診療を
心がけております。
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