アレルギー性鼻炎・花粉症

近年、日本に限らず世界的にも小児のアレルギー性鼻炎が増加しています。よく、年をとるとアレルギー性鼻炎にはならないといった都市伝説もありますが、年齢により発症は関係ありません。

アレルギー性鼻炎・花粉症とは

アレルギー性鼻炎・花粉症とは
花粉症はスギ花粉が原因、アレルギー性鼻炎はダニやハウスダスト、ペットのフケなどの抗原が原因となりくしゃみ、鼻水、鼻づまりが出る病気です。2019年の全国調査によると10歳代でスギ花粉症は約50%が罹患していると言われまさに国民病ともなっています。

アレルギー性鼻炎・花粉症の治療方法

最も重要なことは、できる限り抗原を回避すること(手洗い、マスク)ですが、とくにお子さんの場合はマスクの着用が難しくペットを飼っているご家庭では難しいのが現実です。主に薬物治療で症状のコントロールをしてきますが、何にアレルギーを持っているかしっかり採血で検査しないと症状が続くことがあります。
薬物治療以外の治療としては、舌下免疫療法、手術加療、抗体製剤(注射)があります。舌下免疫療法については2018年から12歳未満のお子さんに保険適応が拡大され根治的な改善が可能となりました。2020年には重症スギ花粉症に対する抗体製剤(ゾレア)の治療も可能となりました。当院では鼻に関しては全ての治療を可能としています。

アレルギー性鼻炎・花粉症についてよくある質問

受験生なのですが、何が花粉症に対してできることはありますか?
受験まで時間があるなら、舌下免疫療法をお勧めします。なぜなら15歳未満のアレルギーのお薬で眠気が全く出ない薬は今ないからです。受験の年だけなんとかしたい場合には、ゾレアの注射を検討してもいいと思います。
眠気のある薬を飲みたくないのですが…
15歳以上であれば、全く眠気の出ない薬があります。その他1日1回か2回などの希望も医師にご相談ください。
ゾレアは何歳から打てますか?
12歳以上となります。そのほかにも採血や最低1週間以上の内服治療が必要となります。
飲み薬でも症状がありますか?
薬物治療でも限界はあるので、それでもコントロール不十分の場合には舌下免疫療法や手術加療を検討してみてください。

院長よりメッセージ

当院ではアレルギー性鼻炎、花粉症の治療は大学病院と同じ内容で治療が行えます。患者さんそれぞれにあった治療が異なりますので、診察や血液検査を受けることをおすすめします。
武田耳鼻咽喉科 院長
武田桃子
院長よりメッセージ

アクセス

クリニック名
医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科
住所・所在地
〒354-0018 埼玉県富士見市西みずほ台1-19-5
電話番号
049-254-8733
アクセス
東武東上線みずほ台駅西口、駅から徒歩1分。交番隣り。
駐車場
敷地内駐車場5台。
周辺に無料で使える提携駐車場もあり。
営業時間
午前診療:9:00 ~ 12:00
午後診療:15:30 ~ 18:30
休診日:木曜日、土日は午前診療のみ
※土曜日の午前診療は9:00 ~ 12:30です。
※日曜日の午前診療は8:30 ~ 9:30です。
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