滲出性中耳炎・慢性中耳炎の手術
耳と鼻をつなぐ管(耳管)のはたらきが悪いと、中耳炎が遷延することがあります。その場合手術を行い、耳管のはたらきを補います。特にお子さんの場合、耳管は大人と比べて水平で短く未発達のため大人のようにうまくはたらかない場合があります。
鼓膜切開術
鼓膜の内側に液体が溜まり、内服治療でも改善ない場合には鼓膜を切開し、中の液体を出します。これが鼓膜切開です。中には一度の切開だけでは治らない場合もあります。
鼓膜チューブ挿入術
何回も鼓膜切開しても改善がない場合、鼓膜の内側に溜まっている液体が粘性の強い場合自力では治ることが困難となります。そこで鼓膜を切開し、鼓膜の内側の液体を取った後にこの穴が閉じないように穴の空いたチューブを切った穴に置き、一定期間安定した換気ができるように維持することが鼓膜チューブ挿入術です。
滲出性中耳炎・慢性中耳炎の手術についてよくある質問
滲出性中耳炎と急性中耳炎の違いは何ですか?
急性中耳炎は、耳の詰まった感じや難聴に加えて、耳の痛みや発熱といった急性炎症特有の症状が現れます。
一方、滲出性中耳炎では耳の詰まった感じや難聴は現れますが、耳の痛みや発熱など他の症状を伴うことはほとんどありません。
一方、滲出性中耳炎では耳の詰まった感じや難聴は現れますが、耳の痛みや発熱など他の症状を伴うことはほとんどありません。
滲出性中耳炎・慢性中耳炎は自然に治りますか?
慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎の場合ですと、自然に完全に治癒することは稀です。
適切な治療が必要な場合が多く、まずは医師へのご相談をお勧めします。
適切な治療が必要な場合が多く、まずは医師へのご相談をお勧めします。
滲出性中耳炎の後遺症はありますか?
多くの場合は無症状、あるいは聞こえが悪くなる程度の症状ですが、放置していると難聴が進んでしまう可能性があります。
滲出性中耳炎の手術は痛いですか?
当院では鼓膜表面の麻酔をきちんと行いますので、痛みの少ない手術が可能です。
院長よりメッセージ
幼少期の多くの中耳炎は耳管がまだ未発達なためによく起こります。中耳炎は治らないと後々に難聴となることもあります。そのため診断されたら治るまで確認をすることが大切です。
武田耳鼻咽喉科 院長
武田桃子
武田桃子
アクセス
- クリニック名
- 医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科
- 住所・所在地
- 〒354-0018 埼玉県富士見市西みずほ台1-19-5
- 電話番号
- 049-254-8733
- アクセス
- 東武東上線みずほ台駅西口、駅から徒歩1分。交番隣り。
- 駐車場
- 敷地内駐車場5台。
周辺に無料で使える提携駐車場もあり。 - 営業時間
-
午前診療:9:00 ~ 12:00
午後診療:15:00 ~ 18:00
休診日:木曜日、土日は午前診療のみ
※土曜日の午前診療は9:00 ~ 12:30です。
※日曜日の午前診療は8:30 ~ 9:30です。
武田耳鼻咽喉科では
みなさまに寄り添った診療を
心がけております。
みなさまに寄り添った診療を
心がけております。
お電話でのご相談・ご予約
049-254-8733
フォームからのお問い合わせ
簡単WEB予約はこちら
当院は保険医療機関です。
保険証を持参の上、ご来院ください。
また、当院ではオンライン資格確認を推進しています。
保険証を持参の上、ご来院ください。
また、当院ではオンライン資格確認を推進しています。