その他の症状
強い眠気を伴ういびきや、難聴・耳鳴りを伴うめまいは、体の変化を示す兆候になることがあります。
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いびきをかく
いびきは、睡眠中に上気道が狭くなり、粘膜が振動することで生じる音です。
鼻づまり、肥満、扁桃肥大、下あごの形、加齢による筋力低下など、複数の要因が影響します。とくに普段いびきをかかない人が、突然いびきが大きくなる場合は注意が必要です。
睡眠中に呼吸が止まるように見える、日中の強い眠気が続く、朝起きた時に頭痛がある状況は、睡眠時無呼吸症候群を考える重要な手がかりになります。放置すると、高血圧や不整脈など全身の健康に影響が及ぶこともあるため、単なる睡眠の問題と片付けないことが大切です。
また、風邪やアレルギー性鼻炎による鼻閉、寝室環境の変化でいびきが増えることもありますが、いびきが長期間続く・悪化する・家族から呼吸の異常を指摘される場合には、状態を早めに把握するためにも医療機関を受診しましょう。
日々の睡眠の様子を振り返ることで、原因の解明につながります。よくある症状 -
めまいがする
めまいは「回っているように感じる」「ふらつく」「地面が揺れる」といった不安定な感覚を表す症状で、内耳の障害、血圧変動、自律神経の乱れ、疲労など多様な要因が関係します。
体のバランスを保つ内耳に異常が生じると、回転性めまいや浮動性めまいが起こり、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎などが代表的です。
めまいに耳鳴りや難聴が同時にある場合は、耳の病気が関係するサインとして見逃せません。
強いめまいで立てない・吐き気が続く・急に発症したときは、前庭神経炎やメニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)などの内耳障害が代表的です。しかし、小脳や脳幹の脳梗塞・脳出血などの危険な脳疾患の可能性もあるため、ろれつが回らない等の症状があれば直ちに救急車を呼ぶ必要があります。
一方、寝不足やストレス、気候変化でも一時的なめまいが起こることがありますが、繰り返し起こる場合や日常生活に支障が出る場合は、原因を知ることが重要です。めまいがどの姿勢や動作で生じやすいか、いつ現れたかといった点を振り返り、医師に相談してみましょう。